7:キャリブレーション~観察~
今回は、キャリブレーションについてご案内したいと思います。
NLPは3人のコミュニケーションの達人の分析から生まれたということは
第1回目情報でお伝えしましたが、要は、グリンダーとバンドラーの言語学者と心理学者が
3人を観察した結果、この体系(NLP)ができたとも言えるでしょう。
NLPの生まれた経緯と同様に私たちは、目の前の大切な方々とペースを合わせ
コミュニケーションする必要性があります。この時に、行っている行為がキャリブレーションです。
Calibrate(測定する)
Calibration(目盛測定、周波数の修正・較正)
もともと計測機器で測る意味から来ている言葉のようですが、大胆に意訳すると私は
「観察によりコミュニケーションの相手への意識を高める」と捉えています。
コミュニケーションの達人は、
目の前の方をしっかりと「観ています」
相手の話す言葉と内容をしっかりと「聴いています」
皮膚感覚でその場の空気さえも敏感に「感じています」
写真は、「あてっこゲーム」と名づけたキャリブレーションワークの一つです。
3人の握った手の中にコインを二枚隠し、誰の手のどちらの手にあるかを観察して
あてっこしているところです。
正直な人は、手にあることを隠して額に汗しているかもしれません。
ある人は、手の握り方が微妙に違っているかもしれません。
さぁ、どの手にコインはあるのでしょう?確率的には 六分の二 ですが…
この観察力は、「感覚の鋭敏性」という言い方をしますが、鍛えれば高められます!
さぁ、目の前の大切な方へ「感覚の鋭敏性」を発揮してみてください!
その方のことが更に理解できるかもしれません…