株式会社イサオファクトリー

8:目標の明確化

   今回は、「目標の明確化」についてご案内したいと思います。
  2006年6月号の「月刊サーカス」KKベストセラーズに掲載された
  弊社、コンサルティング事業部の中村亜希子のNLP体験です。(以下、その文面です)


 ■感情に振り回されることがなくなった

  「自分がなぜイライラして、腹が立っているのか分からなかった。
  生きているのがしんどいとさえ思っていました」

  経営コンサルタント会社「イサオファクトリー」に勤務する中村亜希子さんは、
  NLPに出会う前の自分自身をこう振り返る。当時は看護師だった。

  「感情に振り回されて1日が終わるといった感じで、それが疲労の最たる原因だったんです」

  看護師というのはハードな仕事。当然極度のストレスが重なり、
  それが中村さんの心身を痛めつけていく。

  いつしか自分の感情を押し殺すのが当たり前になっていた。
  このままではいけない。そう思った中村さんがNLPを知ったのは5年前。
  「ジェイクの包括的モデル」を実践した。

  「自己を分離して、閉じ込めていた感情と向き合いました。
  これを繰り返すことで自己肯定感が生まれ、
  自分の感情を受け入れられるようになったんです」

  今は仕事でも「目標の明確化」などを活用し、穏やかで充実した日々を過ごしている。

  特集は「NLPの技術 大公開!」というものでわかりやすく解説されています。

  「目標の明確化」の手順は以下です。

   (1)「何を望んでいますか(目標)?どうなりたいですか?」
     a)肯定形な表現か
     b)未来志向か
     c)実行可能なチャンクサイズ(大きさ)か
     d)自分でコントロールできることか

   (2)「それが達成されると(手に入ると)、あなたにはどのようにそれが分かりますか?」
     a)「何が見え」「何が聞こえ」「体にどのような感じがありますか」 

   (3)「それをどこで、いつ、誰と、どのように持ちたい(達成したい)ですか?」

   (4)「目標を達成すると(欲しいものを手に入れると)あなたの人生の
     他の領域にどのように影響しますか?」
     a)全ての影響は望ましいか

   (5)「今あなたが望む目標を得る(達成する)のを妨げているものは何ですか?」

   (6)「あなたがすでに持っているリソースの中で、何がこの目標を達成するのに役立ちますか?」
    *リソース:知識、経験、スキル、資格、強み、性格、モノ、時間、人脈など
      その人が持っている有形無形問わず全ての生きるためや
      問題解決に役立つ可能性のあるモノコト

   (7)「目標を達成するためにどのような追加のリソースが必要ですか?」

   (8)「欲しいものを手に入れる(目標達成)ために必要な最初のステップは何ですか?」
     *(1)~(8)を振り返り(フィードバックし)、

   (9)「あなたの目標は達成する価値がありますか?」

  NLPでは、プログラマー(クライアントの相談に乗る人)の問いかけにクライアント(相談者)が
  応えながら実施しますが、自問自答でも可能です。コーチングに応用することもできます。

  (8)の最初の一歩が大切です。
  具体的に第一歩を踏み出さない人はゴールに行けませんから…。